プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

自分にチャンスを与えてあげる

誰でも物事がスムーズに行ってほしいと思うものです。 問題が発生するとストレスはたまるし、落ち込んだり、悲しくなったりします。 問題はなるべく早く解決したいですよね。 でも、悩みを抱えている自分まで嫌いにならないでください。 なんで自分はこんな…

自分ファーストと自己中心の大きな違い

自分は大切にしなくてはいけませんよね。 私はセラピストとして、クライアントさんが精神問題を解決して自分らしさを表現できるようにお手伝いをしていると思っています。 「自分らしさ」、「自分を大切にする」、「自分ファースト」など、自分の事しか考え…

自分の感情反応で自分を知る

なんでこんなに怒っているのかな、とか、なんか今日今一つ気分が乗らないな、と思うことってありますよね。 原因がはっきりしている場合もありますが、なぜだろう?と自分でも不思議に感じることもあるでしょう。 そんな時、ちょっと自分の心を探ってみましょ…

困難を乗り越えて新たな自分を見出す喜び

問題に向き合っている時はつらいものです。 でもたくさんのよいこともあります。 それは自分のいろいろな面を新たに知る、ということ。ただ、これだけ聞くとそんなにいいのかな、と思うかもしれません。 しかし、実際に体験してみると、とてもうれしいもので…

自分を好きになることと、愛すること

自分を好きになれない、ということをよく聞きます。例えば、失敗したり、落ち込みが激しかったり、うまく物事ができない自分。そんな自分をどうしても好きと感じることができないのでしょう。 好き、というのは、好みです。好みかどうか。そして、好みほど不…

心をゆるめることで強くなる

ゆるめる、ということは私たちにとってものすごく大切なことです。 「ゆるキャラ」などが好まれるように、私たちは心のどこかでゆるめよう、ゆるめたいと欲しているのです。それが心を癒すことにつながることがわかっているのです。 メンタルヘルスの問題を…

自分の縄張りを主張する~自分のスペース、大切なものを守る

今年の干支はウサギ。ウサギだけでなく、どんな動物も縄張り、テリトリーを主張しますよね。 これはとても大事なことだと思います。ヒトも、生きていく上で、自分のスペースを守っていくことは必要ですね。 私のもう一つのブログ「プシケの森」では、境界線…

苦しみのフィルターで見た世界に気をつけて

悲しい時、苦しい時、私たちの目に見えるもの、目につくものは、その苦しみのフィルターを通して見ています。または、心の状態に近いものがピックアップされるように心が働く。それを見て、さらに悲しんでしまう。そして、それがパターンとなってしまうと、…

嘆きのループから抜け出るには

嘆きたくなる時はあります。 それは人間だから、仕方がありません。 でも、長期間で強い嘆きは、心に大きなダメージを残しかねません。そして、なかなか次のステップへ移れなくなってしまいます。 嘆き続ける、ということから、あまりよいものは生まれません…

心を楽にするには

なぜ心が苦しくなるかというと、様々な感情を閉じ込めているからです。 感情が心の中にい続けるので、心のキャパが非常に少なくなる。 そうなると、以前出来たこともできなくなったりします。 心の病と言われるものは多いけど、そのほとんどが、「抑圧した感…

将来を悲観しすぎないで!

つらいこと、苦しいことがあると、ずっとこのままなのではないか、と思ってしまいがちです。 その気持ちはわかります。 今現在、光が見えない。気持ちがすっきりしない。暗い気持ちがなくならない。そして、それがずっと長く続いている・・・。 今までの状態…

誰でも安心感を求めている

安心できないから、心配で眠れない。 安心できる居場所がないから、落ち込んでしまう。 ストレスで安心できないから、依存症になった。 安心できないから、別れたい。 皆、安心したいのです。安心するということは安らぎであり、幸福です。 何よりも先にそれ…

自分のパワーにアクセスする

心も体も、ひとには大きな力があります。 自己啓発的な意味ではなく、野生の力。本能の力。 誰かに勝てる、人より優れている、という力じゃない。 もともと誰もが持っている生命力。免疫力。修復能力。生きていく力。生の方向へ向いていく力。 こういう力、…

マニュアル的思考の弊害

日本人が得意なのが、マニュアルに沿った考えと行動。 秩序を保つのに型的なものが必要だったり有用だったりすることももちろんある。 でも、いつもマニュアルを求めていると、自分が何を感じているのか、何を求めているのかわかりにくくなってきます。 前回…

ありのままの自分は難しい?

ありのままでいい、自然でいいんだよ、とはよく聞く言葉です。 そんな言葉を聞いた後は感動してちょっと癒される。癒されて肩の力が抜ける。 でも、その状態続きますか?それだけで自然な自分にずっとなれますか? その瞬間には楽になったような気がするけど、…

無理をしないのも積極性の一つ

積極性、というと、つねにガンガンいくかのような感じがします。 しかし、自分のストレス管理として、無理をしない選択をするということは、とても積極的なことです。 少し矛盾して聞こえますね。 でも、つい流されて無理をしてしまった、などということもあ…

自己肯定感がなかなか高くならない?

「自己肯定感」ってよく聞く言葉です。 自己肯定感が低いとよくない、とか自己肯定感を高くすると幸福感が増すとか、自在にコントロールできるかのような、単純な話になっていることがほとんどだと思います。 そして、自己肯定感が、どうしても高くならない…

心の管理

どうやって自己管理をしていくか・・・。 これが精神の健康においても大きな課題ですね。 でも、管理といっても力づくで自分の心を押さえつける、というわけではないのです。 実際にこれをしてしまうと、抑圧になり、さらに心が苦しくなってしまう。 つまり…

自分を受け入れて大地のようになる

多くの人が自分を受け入れられずに戦っています。 これができていない自分、あれがだめな自分・・・。 落ち込んでいる自分、治らない自分・・・。とても好きになれない。 自分で自分を阻害することに、非常に多くの時間とエネルギーを費やしている。それで何…

強く感じることには、感情問題が隠れている

なぜこんなに強く感じてしまうのだろう--と思うことはありますか? しかも、反応してしまうのがいつも同じパターン。 こういう時には、ほとんど必ずと言っていいほど、感情問題が隠れています。 一番よくあるのが、親との問題。そして、トラウマ。 つまり、現…

過去を振り返るのは悪いこと?

過去を引きずる、という言葉があります。基本的にネガティブな意味合いがありますね。早く断ちきれ、というような。 でも、人の心を本当によく観察すると、私たちの心は過去からのいろいろな出来事に影響され、複雑に絡み合い、どこかで過去の出来事に対する…

感情は無視しても存在し続ける

自分の感情を認めず、ないことにしよう、と思うことがあります。 しかし、だからといって、その感情がなくなるわけではありません。ただ、それは心の片隅に追いやられ、見えなくなっているだけです。 特に、明らかにストレスなこと、ショックなことがあった…

自分を信じるには

自分を信じるのに条件はいりません。 ただ、この「信じる」というのは、自己正当化するということではありません。 本当に「信じる」ということは、自分の持つ可能性と人としての生きる力や資質を認めてあげることです。それが現在はっきりと見えないとして…

人の思惑はほおっておく

本当にコントロールできるのは、自分の心だけです。他の人の考えることは止められません。 でも、その単純な事実を受け入れられないと、私たち自身が苦しみます。疑心暗鬼になったり、被害妄想を大きくしたり。 私たちの心は、毎日多くのことを考えています…

心に植え付けられた固定観念

人の心を探っていくと、いろいろな固定観念が、いろいろな時期に植え付けられたことがわかってきます。 多くは子供の頃に見聞きした事柄や、経験、トラウマによって強く焼き付いたものです。 そうしたものが人の世界観を造り上げます。そして、そこからその…

問題を認識すること

あまりに長い間精神的苦しみをかかえていると、それが普通のように思えてしまうことがあります。 ある意味、慣れてしまうのです。 慣れてしまうと、解消しよう、または、解消できるのでは、ということが思い浮かばなくなりがちです。すると、状態が変わらな…

完璧ではなく、ベストをつくす

心のどこかで完璧にやろうとしていると、心身が緊張してきます。 緊張すればするほど、物事はうまくいかなくなります。 完璧にやりたい、というこだわりが、逆に自分のブロックを作ってしまいます。 何をやるのにも、一度力を抜き、楽な状態で自分がベストを…

アウェアネス (気づき、意識していること) が心の最大の強み

心の中で起こっていることをはっきり知ること、そして、自分が自分のネガティブなパターンや衝動にコントロールされないこと。 これが私たちを守り、導いてくれます。 人生を振り返ると、失敗や間違いの多くは、自分がよく見えていないことが原因で誤った方…

感情を感じるのを許す

感情を感じていい、とどこかで思っていないことがあります。 感情を感じるととんでもないことになってしまう、このくらいがまんしなければ、耐えなければ、と感じないようにしてしまうことも多いですね。 確かに感情を感じている場合ではない時もあります。…

イノシシの手綱を引き締めよう

イノシシといえば、猪突猛進です。 ここぞ、という時には、勢いをつけて、まっすぐに、わき目もふらずにのぞむといいですね。 しかし、他の場合(というかほとんどの場合)では、あまりに勢いがありすぎると、「周りが見えなく」なってしまいます。気づかない…