プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

ショックなことがあった時に必要なこと

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ショックなことがあった時、私たちの心は少し停止状態になります。

全く動かないわけではありませんが、一部が止まってしまったかのように感じることがあります。

これは誰にでも起こりうる反応です。

他の人の言うことが頭に入ってこない感じがしたり、何度も聞き返してしまったり、簡単なことを忘れたりするかもしれません。

ショックなことというのは、自分にとってダメージがあることや想定外なこと。

それを心が受け止め、理解し、現実に起こったこととして対処するには、時間がかかります。

瞬時にできることではありません。

このようなことがあった時は、できるだけ休息を多くとる必要があります。

注意力も散漫になりがちですから、無理をしないように気をつけた方がいいですね。

心を落ち着け、スケジュールもできれば減らしましょう。

自分ではそんなに影響を受けていない、と感じたとしても、リラックスする機会を多くもった方がいいですね。

明らかに大きなストレスがある時に突っ走ってしまうのは、心身にさらなる負担がかかります。

その時には大丈夫と思っても、あとで突然心の症状が大きく出ることもあります。

なぜかというと、私たちは、自分の心の中で起こっていることを知らないことが多いからです。いつの間にか多くの感情が多忙の名のもとに押し込められ、抑圧され、ただ見えなくなっているだけで、爆発寸前、などということもあります。

休養し、心を楽にするように心がけることが助けになります。

 

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ポジティブな変化には時間がかかる--あせらず、諦めないで

心の問題は、多くの場合、人との関係における自分の感情です。

ですから、心を見つめていくと、自然と、自分の人とのかかわり方を見直すことにもなります。

家族や友人、職場の人など、距離のとり方や、話の仕方、自分の反応、言動。

自分がどのようにやってきているか、そして、それが自分にとってよい結果につながっているか、考える機会にもなります。

ただ、自分のパターンを変えるには、少し時間がかかります。

すぐにすべて成功するわけではありません。

でも、辛抱強くやっていれば、必ず変わってきます。

私たちの言動は、かなりの部分が反射的に行われるものです。

それを変えていくには、自分のパターンをよく把握しておく必要があります。

そして、もう一つ大事なのは、なぜそのパターンが生まれたか、ということ。

多くのネガティブな対人関係のパターンが、子供の頃に作られます。

親の干渉を避けるために自分のことを言わない癖がついたり、意見を持っても受け入れられないので、意見を言わなくなったり、いじめのトラウマで人との関係が怖く、どのように接していいかわからなかったり、など。

自分が自分の心理をわかってあげる、ということが、ものすごく役に立ちます。

理解を深めることで、「変えられる」という気持ちにもなってきます。

性格だと思っていたものが、子供の頃に植え付けられたものにすぎない、と思うと、変化が可能に思えてきます。

このように、自分をよく理解し、諦めずに取り組むと、よい結果につながります。

 

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こうなっていきたいというイメージを書きとめる

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自分がなっていきたい方向をイメージすることは大事です。

漠然としたものでもいいです。

ないよりはずっといいです。

絶対にやりとげるゴールみたいに考えなくても大丈夫。

まずはゆるく、こうだったらいいな、と考えてみてください。

できるかどうかは一度置いておいて、自由に考えてみてください。

自分が深いところで何を望んでいるかは、意外と自分でもわかっていないものです。

また、すぐにわからなくてもOKです。

自分に対する問いかけが心を刺激し、そのうち回答が出てきます。

やりたいこと、なりたい自分、なりたい心の状態など、考えてみてください。

なりたい方向がわからないと、解決方法も道もなかなか見えてきません。

心の問題だったら、もう少し落ち着けるようになりたい、気分がもう少しよくなりたい、イライラを減らしたい、不安感から楽になりたい、などです。

自分にプレッシャーをかけずに、まずなりたいイメージを持ってみる。書きとめてみる。

そのようにしていくと、少しずつそのイメージの方向へ行きたい気分に、自然となっていくはずです。自分を追い込んだり、無理をしたりせずに。

セラピーでは、そうした自分の自然な力を使って、問題を解消していく方向に心を向かわせていきます。

 

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感情のない人はいない

どんな人でも何か感じています。

感情のない人はいません。

感情の強さには個人差があります。

ある人は感情が豊かで、ある人は少し怒りっぽいかもしれません。またある人は、あまり物事に頓着せず、感情の起伏が少ないかもしれません。

でもまるきり感情がないということはありません。

「感情がわかりにくいタイプ」と精神科などで言われる方がいます。

しかし、実際には、そういうタイプがあるのではありません。

人生のどこかの地点で、感情を抑圧する癖がついてしまったということです。

多くの場合が子供の頃です。

感情を表してはいけない状況で育ったり、あまりにもつらいので、感情を感じないようにしていたり、などです。

そうすると、感情は見ないようにしておこう、という無意識の抑圧パターンが心に定着し、感情はないかのようになります。

そして、それがそのまま大人になっても続いてしまうのです。

実際、現在感情がよくわからない、子供の頃の記憶がぼやけていてよく覚えていない、子供の頃の感情も「たぶん○○だったのだろう」などと推測になってしまう、という方は、なにかしら子供の頃に感情を感じてはいけないようなわけがあったことがほとんどです。

いじめなどのトラウマ、厳しすぎる家庭環境、暴力、虐待、などです。

感情を感じない、ということは、ネガティブな感情だけでなく、楽しい感情も感じにくくなるということです。

生活が生き生きと感じられなくなってしまうことでもあります。

なんか無感情だな、と思ったら、少し立ち止まってみるといいですね。

子供の頃に起因した無感情でなくても、ストレスなどで心がいっぱいいっぱいになってしまい、心がシャットダウンして何も感じられないということもあります。

 

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すべてが性格や生まれつきとは限らない

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今ある自分のネガティブなパターンが、すべて性格からきているとは限りません。

また、生まれつきで他の人と違うとも限りません。

近年の傾向として、少しでも他と違っていたり、コミュニケーションがうまくないと、発達障害を疑うことがあります。

しかし、これだと重要なことが見落とされる可能性があります。

それは、育った環境やトラウマ。

これらの影響は強力です。

子供のことで言えば、トラウマや家庭環境が見過ごされ、発達障害扱いされてしまうと、子供を助ける機会が失われてしまいます。

例えば、子供が怖い環境にいたら、いつもおどおどするようになってしまうかもしれません。

ビクビクして、簡単な質問に答えられなくなるかもしれません。

そして、そのような状態は、なかなか自然と解消されるものではありませんから、大人になっても、それがその人の性格とまわりから認識され、生まれつきそのような人なのでは、と思われることも出てくるでしょう。

ですので、私がクライアントさんとワークする時は、ほとんどの場合、まず育った環境についてお聞きします。

それにより、どのようにその方のパターンが形成されたかわかってきます。

生まれつき、性格、と言ってしまうと、力で変えようとするだけになります。

でも、パターンが生まれた状況と心理を理解すると、もっと楽に変化が可能になります。

もし過去に恐ろしいことがあって出てきたパターンなら、そのトラウマを解消することで感じ方や人間関係が変わってきます。

また、家族での役割なども言動パターンを作る大きな要素です。

知ることが、心を軽くし、パターンを変えやすくします。

 

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過去への後悔と未来への不安は簡単に手放せる?


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SNSで見かけた言葉で、すぐ手放したいものとして、「過去への後悔と未来への不安」とありました。

そうすれば、「今」に集中できるから。

もっともな話です。

でも実際にそんなに簡単に手放せるものなのでしょうか?

自分の心をよく観察してみると、驚くほどいろいろな考えが、絶えず渦巻いています。

若い頃、初めて仏教の瞑想の合宿に参加した時、参加者は皆自分の考えの多さ、とりとめのなさに驚愕しました。バカバカしいように感じるものも結構あり、ある人は「漫画みたい」と笑っていました。

人の心ってそういうものなんです。

そして、そのとどまるところを知らない流れのような思考や感情をコントロールすることは非常に難しいのです。

本当によく心を観察してみると、表向きは手放したかのように思っていること、思おうとしてることでも、実際にはまだまだ乗り越えてないことってかなりあります。

過去のことが気になって、頻繁に心をよぎっているのに、力で封印しようと延々と攻防を続けることは、早く乗り越えることにつながりません。

本当に手放す、乗り越えるための近道は、正直に自分の気持ちを認めること。

後悔なら、後悔していることをしっかり認める。その事項に関するさまざまな感情、例えば悲しみや怒り、傷ついた気持ち、孤独感、喪失感などに気づいてあげる。

なぜこれが大事かというと、気づいてあげないから、心の奥のどこかにいつも後悔が隠れていて、そのことが終わらない、乗り越えられないのです。

それだけでなく、自己イメージを傷つけたり、負い目に思ったりすることも少なくありません。

気づいてあげて、悲しむなら悲しみ、怒るなら怒り、そのプロセスを減ると、ずっと楽になるし、過去の事柄に苛まれることが自然と少なくなってきます。

また、後悔が、人生における学びへと変わっていくかもしれません。

そして、未来は過去と深いかかわりがあります。なぜなら、未来への不安の多くは、過去にあったネガティブなことに起因しています。つらい過去があったら、未来もつらいのだろうな、と怖くなりがちですよね。

それを力で押しとどめようとするよりも、やはり過去の事柄に向き合い、わだかまりを解消すれば、自然と未来も少し楽観的に思えるものです。

 

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弱ってることを感じても「弱気」になりすぎないように注意!


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心の癒やし、回復には、自分の傷ついた部分を見てあげることが大事になります。

体の傷でも、傷を認識せずに治すということはあまりないと思いますが、それと同じです。

心の傷では、基本的に気持ち、感情を見ていくことになります。それが傷の現れる場所ですので。

そして、見ていく過程で、心はとても楽になっていきます。

でも、ここでよくクライアントさんが感じるのは、自分がちょっと弱く感じるということ。

つまり、それまで強がっていたのを取り払ってしまい、恐怖心や不安感を認めると、自分が弱くなったかのように感じられるのです。

実際には以前より弱くなったわけではありません。

体で言えば、気をはっている時には感じなかった痛みが、ほっとしてリラックスした時に感じられ、こんなに我慢していたんだな、とわかるようなものです。本当はわかるまえから、弱ってはいたのです。

でも、ここで気をつけなくてはいけないのは、自分て弱い人間なんだな、と悲観的になったり、落ち込んだりしてしまうことです。

弱っているのを感じることは、治癒の過程です。

いろいろなつらい感情を認め、心の中から放出していくと、最初のうちは少し敏感に感じるものですが、その後徐々に健康的になっていきます。

健康的とは、強くなるということです。

治癒の過程を経た先には、自然な強さがあるのです。

この強さは、見せかけの強さや、プレッシャーをかけて叩いて強くするようなものではありません。

また、勝ち負けの強さでもありません。

癒されば、元気になるので、普通に強くなるのです。

ですから、最終的には強さが現れることを知って、悲観しないことが大切です。

 

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