プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

2023-01-01から1年間の記事一覧

心はゆるめればゆるめるほど元気になる

メンタルヘルスの問題のほとんどは、心をゆるめることが出来ればよくなっています。 難しく考える必要はありません。 ゆるまない原因を探って、それをゆるめていけばいいのです。 だいたいが何かに対する、または誰かに対する感情です。こうしたものが心を緊…

自分の気持ちを表して癒される

気持ち、感情はずっと心に閉じ込めておくと、ものすごくつらいものです。 閉じ込めている、とは持ち続けている、ということ。 つまり自分からなかなか離れていかないというとになります。 でも話したり、表現することで、自分から少しずつ感情が出ていきます…

平穏な状態に心を戻そう

心の奥には、必ず平穏で静かな状態がベースにあります。 そこへすぐ、楽に到達できないとしても、誰にでも間違いなくあります。 完全な安らぎではなくとも、近くに行こうとするだけでも大きな価値があります。 状況によっては、幸福感、喜びなども一緒に感じ…

心の苦しみの裏には葛藤がある

葛藤とは、右にも左にも行けない状態です。 だから苦しい。一方向に行けないのはとてもつらい状況です。 心の問題には、この葛藤がたくさんあります。だから暗くなったり、落ち込んだり、不安がとまらなくなったりします。 葛藤をそのまま心に抱えていると、…

癒されるから、いい方向に変われる

イライラしたり、どうしてもネガティブなことをやってしまう。 変えなくてはいけないことがたくさんあるのだけれど、全然変えられない。 変えられなけば変えられないほど、自分が嫌になり、さらなるストレスになる。 無理やり変えようとすればするほど、空回…

親との関係に多くの問題が隠されている 3

異性との関係にも親との関係の影響がけっこうあります。 例えば、ものすごく権威主義的な父親を持った女性は、自分とパートナーとの関係も同じようになるのだな、とどこかで感じていることがあるかもしれません。 そして、権威主義的な人と一緒にいることに…

親との関係に多くの問題が隠されている 2

前回、親との関係は私たちの心の状態に大きな影響を与えている、ということを書きました。 本当に、いろいろな影響があります。 一般的なこととして、親からサポートを受けて育つと安心感を感じやすいことが多いです。 幼少期に「どれだけ守られている感覚が…

親との関係に多くの問題が隠されている

心の悩み・問題は誰もが経験するものですが、その奥を探ってみると、なにかしら親との関係が問題となっていることが少なくありません。 親との問題って言っても、親がいわゆる「毒親」だったとは限らないのです。 むしろ、そこまで親を「悪」と見なしたくな…

柔軟な考え方が自分を助ける

前回のブログ記事で、「アイデンティティをあまりにも強固に持ちすぎると傷も大きくなる」と書きました。 unblockenergy.hatenablog.com アイデンティティが強固ということは、自分がこうでなくてはいけない、とかなり強く考えているということです。 強く考…

自分というアイデンティティ

普段、あまりアイデンティティなどということを聞いたり、考えたりしないと思います。 でもこれは、私たちのメンタルヘルスを健康に保つ上で、とても大事なもの。 アイデンティティとは、「自分が自分である」という個性、意識、あり方、のことです。自分が…

自分の好きではないキャラを演じていませんか?

ふと気づくと、本当は言いたくないことを言っていたり、疲れているのにやたら元気にふるまっていたり。 心の奥で、本当はそうじゃないんだよな、と思いながらも、いつも流されてしまい、同じ行動を繰り返してしまう。その後自己嫌悪。こんなことありませんか…

心のバランスが大事

ワーク・ライフ・バランス、という言葉があります。 仕事とプライベートのバランスをとろうということですね。バランスは人の健康に大切です。 でもバランスが必要なのは、それだけではありません。 心にもバランスが必要です。 それではバランスをとるには…

いじめのトラウマ

いじめを経験した人の中には、どこかで「自分が悪いのだ」と思っていることがあります。 でも、最初にはっきりさせておかなければいけないのは、どんなとがあってもいじめはいけない、ということ。する方が悪いのです。 まず、そうはっきり認識する必要があ…

自分を許す

後悔で、自分を許せていないことは結構あります。 自分が間違ったとをしてしまった場合でも、いつかは自分を許さないと心の重荷になります。 そういう時、自分のしたことを振り返り、そこから学び、しっかりと自分を許すことが必要となります。 その過程を経…

「無理しなくていい」を心のどこかに置いておく

何かを頑張っている時、どうしても「○○でないと!」と自分を追い込んでしまうことがあります。 また、仕事などでどうしてもやらなくてはいけないことがあり、非常なストレス下にあるともあります。 対人関係で行き詰まり、どうしようもないように感じること…

メンタル改善でもっとも大切なのは癒し

メンタル面での改善というと、言葉的に、何か決まりきったことをマニュアル的にこなしてよくするような印象があります。 しかし、実際に何が「本当に」改善につながっていくかというと、ほとんどの場合が癒しです。癒されると、自然によくなるということです…

自分の恐れと友達になる

誰でも恐れていることがあります。恐れていると、見たくない、避けたい、と感じます。 でも、この恐れを見ないようにしていると、私たちの人生が非常に制限されたものとなってしまいます。 恐れとは誰にでもあるもの。 ない人はいません。 まず、それを否定…

悲しみ、苦しみを押し殺しすぎると、喜びも少なくなっていく

悲しいことやつらいとはただただ早く忘れなくてはいけない。話してはいけない。 話しても無駄だし、わかってもらえない。 こういう状態だとどうなるでしょうか? 結果として、喜怒哀楽がなくなってきます。 英語でflat affectという言葉がメンタルヘルス用語…

簡単に発達障害 (特にアスペルガー) と決めつけてはいけない理由

現在よく聞く病名に発達障害・アスペルガー症候群があります。 このような障害を持つ方々は、もちろん実際におられます。私のクライアントさんでもいらっしゃいました。 でも、近年の日本の一般的な風潮として、何か少しでも人間関係、コミュニケーションに…

自分の芯/コアがしっかりしてくると、物事が楽になる

芯がしっかりしている人と、そうでない人。 そのように分類してしまうことが多い気がします。 でも、実際には、その人の個性に応じて芯が強くなれるのです。 まず、誰でも何かしらの心の問題、感情問題はあります。親から刷り込まれた「こうでなくてはいけな…

自分の価値観を大切にする

親が子供に自分の価値観を押し付けることで、子供が大きな苦痛を感じることが多々あります。 よくあるケースでは、安定性を過度に子供に求めること。これは一見、親心と思えるかもしれませんが、少し違うと思います。 子供の好みややりたいことを無視して、…

自分の直感を信じる

危機的なことがあった時、役に立つのが直感です。 自分がどのような行動をとればいいか、瞬時に教えてくれるのが、直感です。 これは避けた方がいい、この人は危ないかも、この仕事はもう一度確認をとった方がいい、など。 この直感があまりよく働かないこと…

敏感過ぎるのは生まれつき?

自分は反応が敏感すぎるな、と思う事はありますか? 人の言ったことにすぐ強く反応してしまうので、それが問題になったりする。 また、小さなことに心が動いてしまい、不安が大きくなる。 人からよく敏感だね、とよく言われる。 もちろん、生まれつき敏感な…

誰もが安心を求めている

心の問題や人間関係など様々な状況で、安心感は非常に大きな価値を持っています。 家で居場所がない。 パートナーとの問題が絶えない。 上司にいつ怒られるか、びくびくしている。 人に見られ、批判されているようで、外出するのが怖い。 衝動買いが止まらな…

話すこと、わかってもらうことのパワー~抱え込まないで

このくらい我慢できる、我慢しよう・・・。 人生にはもちろん我慢をする時はあります。 でも、あまりに抱え込むと、精神的にどんどん追い詰められてしまいます。これくらい、と自分では思っても、実際にはかなりのプレッシャーだったりします。 特に自分の考…

「精神・心の問題=病気」と決めつけることの弊害

何か少しでも心の問題があると、病気?と考える人は多いと思います。 もちろん、もし大きな症状がある場合、病名がつくことで周りの理解を得られるというメリットはあります。 でもそれ以外の状況では、あまり病気と考えすぎない方がいいと思います。 病気、…

心のブロックとは?

心のブロック、時々聞く言葉ですね。 それって本当なのでしょうか? ブロックというのはあります。 例えば、過去のトラウマからきた恐怖心や親から植え付けられたネガティブな自己イメージで、物事がうまくいかなくなっている、ということはよくあります。 …

ポジティブな一言でコミュニケーションが円滑に

日ごろの人とのコミュニケーションで、ともすると忘れがちなのは、「人が言っていること、報告していることに、ポジティブに反応をかえす」という基本的なことです。 つまり、「あなたが言っていること、ちゃんと聞いているよ、理解しているよ、そして、私は…

間違うことも成長の1つ

日本は間違いにとても厳しい国ではないでしょうか。 ものすごく細かさと正確さを要求される。 そして間違えるとかなり厳しく追及される。 家庭内でもそのような厳しさが多くあります。 間違うことをあまりに重大にとらえると、子供は委縮し、間違いをものす…

笑顔になれなくても大丈夫!

笑顔になれないことを気にかけている方は結構いらっしゃいます。 気軽にニコニコできない。他の人はもっと笑顔で人に接しているのに私はできない。自然な笑顔がきつく、顔がこわばってしまう・・・。 仕事によっては、笑顔を求められることが多いものもあり…