プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

2019-01-01から1年間の記事一覧

感情は無視しても存在し続ける

自分の感情を認めず、ないことにしよう、と思うことがあります。 しかし、だからといって、その感情がなくなるわけではありません。ただ、それは心の片隅に追いやられ、見えなくなっているだけです。 特に、明らかにストレスなこと、ショックなことがあった…

自分を信じるには

自分を信じるのに条件はいりません。 ただ、この「信じる」というのは、自己正当化するということではありません。 本当に「信じる」ということは、自分の持つ可能性と人としての生きる力や資質を認めてあげることです。それが現在はっきりと見えないとして…

人の思惑はほおっておく

本当にコントロールできるのは、自分の心だけです。他の人の考えることは止められません。 でも、その単純な事実を受け入れられないと、私たち自身が苦しみます。疑心暗鬼になったり、被害妄想を大きくしたり。 私たちの心は、毎日多くのことを考えています…

心に植え付けられた固定観念

人の心を探っていくと、いろいろな固定観念が、いろいろな時期に植え付けられたことがわかってきます。 多くは子供の頃に見聞きした事柄や、経験、トラウマによって強く焼き付いたものです。 そうしたものが人の世界観を造り上げます。そして、そこからその…

問題を認識すること

あまりに長い間精神的苦しみをかかえていると、それが普通のように思えてしまうことがあります。 ある意味、慣れてしまうのです。 慣れてしまうと、解消しよう、または、解消できるのでは、ということが思い浮かばなくなりがちです。すると、状態が変わらな…

完璧ではなく、ベストをつくす

心のどこかで完璧にやろうとしていると、心身が緊張してきます。 緊張すればするほど、物事はうまくいかなくなります。 完璧にやりたい、というこだわりが、逆に自分のブロックを作ってしまいます。 何をやるのにも、一度力を抜き、楽な状態で自分がベストを…

アウェアネス (気づき、意識していること) が心の最大の強み

心の中で起こっていることをはっきり知ること、そして、自分が自分のネガティブなパターンや衝動にコントロールされないこと。 これが私たちを守り、導いてくれます。 人生を振り返ると、失敗や間違いの多くは、自分がよく見えていないことが原因で誤った方…

感情を感じるのを許す

感情を感じていい、とどこかで思っていないことがあります。 感情を感じるととんでもないことになってしまう、このくらいがまんしなければ、耐えなければ、と感じないようにしてしまうことも多いですね。 確かに感情を感じている場合ではない時もあります。…

イノシシの手綱を引き締めよう

イノシシといえば、猪突猛進です。 ここぞ、という時には、勢いをつけて、まっすぐに、わき目もふらずにのぞむといいですね。 しかし、他の場合(というかほとんどの場合)では、あまりに勢いがありすぎると、「周りが見えなく」なってしまいます。気づかない…

植物と人との癒しの関係

ハーブ「レモンバーム」もすっかり冬仕様になりました。 夏の間上へ、上へ、と柔らかな葉を伸ばし、ものすごい勢いで成長していたのが、今は守りの体制に入っています。 葉は厚く、ごわごわになり、地に這いつくばることで、寒さをしのごうとしています。自…

一歩一歩、子供のような素直さで進めば必ず目的地にたどり着く

当たり前のようなことですが、忘れがちなこと。それは、一歩一歩目的の方向に進んでいけば、必ず目的地に到達するということです。 しかし、この一歩一歩が難しい時があります。 それは、自分に対する疑念が強い時。自信をなくしている時。足取りが重く、良…

新たな気持ちで心をリセット

今日から「プシケの庭」を始めさせていただきます。心を癒し、はぐくむためのヒントになるようなブログを目指していきたいと思います。 私の管理するセラピー系ブログに「プシケの森」がありますが、そちらは心理関係のメソッド、大きめのテーマと長めの記事…