プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

自分を好きになることと、愛すること

自分を好きになれない、ということをよく聞きます。
例えば、失敗したり、落ち込みが激しかったり、うまく物事ができない自分。そんな自分をどうしても好きと感じることができないのでしょう。

好き、というのは、好みです。好みかどうか。そして、好みほど不安定なものはないでしょう。

つまり、好きかどうかは明日にはまた変わるかもしれない、流動的なものだということです。

ですので、好きになろう、好きになろうと、頑張る必要はあるのかな、と思うのです。今の自分が好みでないとしても、それはそのまま認め、受け入れる方がいいと思うのです。

それよりも、頑張るところは、愛すること。

愛するとは、自分をあたたかい目で見つめ、見守り、見捨てずにサポートしてあげるということです。

例え今の状態が嫌いだったとしても、性格が気に入らなかったとしても、それでも愛してあげることはできます。好みの問題ではないので。

そして、もし自分の何かが好きでなかったりした時、自分に愛があれば、それを変えようとすることもできるかもしれません。

自分が自分を見捨てずに、「応援しているよ。いつもサポートしてあげるよ」という気でいれば、諦めずにメンタルヘルスの問題に取り組んだり、嫌いな性格パターンを改善しようという気にもなるのです。愛することのメリットは大きいですね。

 

 

 

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