つらいこと、苦しいことがあると、ずっとこのままなのではないか、と思ってしまいがちです。
その気持ちはわかります。
今現在、光が見えない。気持ちがすっきりしない。暗い気持ちがなくならない。そして、それがずっと長く続いている・・・。
今までの状態=それがさらに続く、という未来予測になるのです。だから、悲しくなる。
でも、実際には未来はわからない。一か月先、一年先はわからない。好転するチャンスはたくさんある。
わからないのに決めつけてしまわないでください。決めつけることで、さらに暗くなってしまう。
そして、良くなりたい、良くなるよ、良くなってみせる、という気持ちをどこかで持っていてほしい。
なぜなら、諦めてしまうことで、良くなる方向への扉を自分で閉じてしまうこともあるからです。残念なことに、自らの命を絶ってしまう方もいる。
自分にチャンスを与えてあげてください。もう少しやってみなよ、将来はまだまだわからないよ、と。
もちろんうつとなれば、そのような気持ちも起きないのです、というのはわかります。
でもわかってて言っているのです。
暗い気持ちのどこか片隅に、小さくていいから希望を持っていてください。
諦めない、ということは、無理し続けるということではありません。
信念として、諦めず、自分自身を安心させて、リラックスする。諦めたくなる気持ちはあっても、思い直してみる。
そして、未来に関してはオープンな気持ちを持ち続ける。
良くなることはできる。そして、良くなりたいという気持ちは、感情の癒しに本当に重要。例えすぐによくならなかったり、試行錯誤を繰り返したとしても、最終的に私たちを治癒に導いてくれます。そのような例を今までたくさん見てきています。