プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

自分を受け入れて大地のようになる

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多くの人が自分を受け入れられずに戦っています。

これができていない自分、あれがだめな自分・・・。

落ち込んでいる自分、治らない自分・・・。とても好きになれない。

自分で自分を阻害することに、非常に多くの時間とエネルギーを費やしている。それで何らかの効果があるかというと、ストレスを大きくするだけで、よいことは特に何もないでしょう。

まず、おおらかな目で自分を見つめてみましょう。

わざわざ好きになろうとしなくてもいい。「好き」の反対には「嫌い」があります。つまり、好きを維持できないと嫌いが出てきます。

それよりも、受け入れる、または受け止める、ということのほうがはるかに大事で、心への影響ははかりしれません。

また、多くの人は「受け入れる」ことを、負けのようにとらえがちです。

つまり、「こんなくだらない自分を受け入れるということは、自分がくだらない人間だということをはっきりと刻印するようなものだ」などという考え方です。はっきり意識していなくても、どこかでこのように思っているものです。

そうではなく、まず自分の存在を認めてあげる。個性を見てあげる。勝ち負けや、人からの評価を離れて受け止めてあげる。こういうことをやっていく。

そのようにおおらかな気持ちになってから、改善したいことがあれば一つ一つ改善していけばいい。

実は、自分を受け入れると改善が容易になってくるのです。

気持ちが楽になって余裕が出てくると、少しチャレンジしてみようという気になるものです。「仕方なくやらされているダメな自分」的悲壮感に足を引っ張られなくなります。積極的に取り組めるようになるのです。

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