プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

感情を感じるのを許す

感情を感じていい、とどこかで思っていないことがあります。

感情を感じるととんでもないことになってしまう、このくらいがまんしなければ、耐えなければ、と感じないようにしてしまうことも多いですね。

確かに感情を感じている場合ではない時もあります。それは緊急時や、緊急時とまではいかなくても、他に大事なことがあって、感情にフォーカスできない時です。

子供の頃、家庭が不安定だったりすると、感情が後回しになります。感じることが許されない、と思ったり、思わせられたりで、優先順位が低くなってしまいます。

この状態が続くと、大人になって感情を感じられないこともあるかもしれません。

感情が感じられないと、自分自身から切り離されることにもなり、孤独感にもさいなまれます。

でも、感情を感じる能力が失われたのではありません。禁止が強く、自分に感じる許可が与えられていないだけです。

感情を感じる、ということは時には勇気のいることでもあります。

しかし、一度自分に感じることを許すと、自由で開放された気持ちになります。例えそれがネガティブな感情だとしても。