プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

苦しみのフィルターで見た世界に気をつけて

悲しい時、苦しい時、私たちの目に見えるもの、目につくものは、その苦しみのフィルターを通して見ています。または、心の状態に近いものがピックアップされるように心が働く。それを見て、さらに悲しんでしまう。そして、それがパターンとなってしまうと、心の状態がさらに悪くなっていきます。

まず、自分がこの苦しみのフィルターを通し見てるのだな、と知っておくと、ネガティブなパターンを少しずつ避けることができるようになってきます。

反対にこのパターンに取り込まれると、自分の世界や可能性がものすごく小さくなってしまう。つまり、未来にいろいろな可能性があるはずなのに、それが見えなくなってしまう。これは大変残念なことです。

未来が暗いものに決まっている、と思うと何もやる気が起きなくなっています。実際には未来には大変よいものがあるかもしれないのに。自分の可能性を否定してしまうと、自分でネガティブな道を選んでしまうこともあります。

まず自分の心の状態が作り出す負の状態とそれが見せる幻影に気づき、自分の感情を受け入れ、いたわってあげる。その上で、これは単に心の状態が作り出しているのだな、とパターンに巻き込まれないように、心を落ち着けましょう。

 

 

 

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