プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

マニュアル的思考の弊害

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日本人が得意なのが、マニュアルに沿った考えと行動。

秩序を保つのに型的なものが必要だったり有用だったりすることももちろんある。

でも、いつもマニュアルを求めていると、自分が何を感じているのか、何を求めているのかわかりにくくなってきます。

前回、ありのまま、自然、ということの難しさについて書きましたが、マニュアル的になってしまうことで、ありのままの自分から遠ざかる、ということもあります。

つまり、Aという場合にはAという反応、みたいに思い込んでしまうので、自分の感情や感覚が捉えられなくなってしまう。

また、Aという状況で、Bと感じたり、Bをやってしまったら、もうダメ、という思考にもなりやすい。

もうだめ、という思いから抜けられなくなると、うつになったり、悲観的になったりしてしまう。

ですから、思考は柔軟に、オープンにしておくのがとても役立ちます。自分のこだわりに疑問を持ってみる。

そして、自分の感情にアクセスし、感じ取ることから始める。すると、自分の感情・感覚と、今までの思い込みが、必ずしも一致しないことに気づいてくる。そうすると、変えたい、自分の感情を大切にしたいという気持ちもわいてきます。

こうやって少しずつマニュアル的思考に縛られることから解放されていきます。

 

 

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