プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

笑顔になれなくても大丈夫!

笑顔になれないことを気にかけている方は結構いらっしゃいます。

気軽にニコニコできない。他の人はもっと笑顔で人に接しているのに私はできない。自然な笑顔がきつく、顔がこわばってしまう・・・。

仕事によっては、笑顔を求められることが多いものもありますね。

それができない自分を責めるのではなく、まず、気にしすぎないようにしましょう。

そして知っておくべきことは、ただ単に笑顔ができるかどうかという話ではなく、笑顔になれない気持ちがどこかにあるのでは、ということです。

その自分の気持ちを知ってあげたいですね。

何も特に思いつかない、という人もいます。あまりに長く、心の深いところに気持ちをしまい込んでしまうと、自分の感情がわからないことがあります。

でもそこから、よく自分の心を探ってみると、なにかしら思い当たるものが出てくるでしょう。

そういう感情を丁寧に見ていく。

それが、笑顔につながる近道です。

よく「意識的に笑顔をつくることで心もポジティブになる、楽しくなる」みたいなことを聞きますが、本当にそうでしょうか?

単に習慣的に表情が硬い人なら、顔をゆるむことで心も多少ゆるむことはあります。

でも、多くの場合、表情は心の状態を反映しています。

心が傷ついていたり、つらいことがあったり、くたびれていたら、笑おうとするのは逆に苦痛でしょう。なぜなら、心の状態と笑顔が一致せず、無理で、不自然な状態だからです。多少の効果はあったとしても、それは表面的、一時的なものでしょう。

まず自分の心で何が起こっているかを知る。それを見てあげる。感じてあげ、無視しない。

そのような、セラピーでも行われる基本的なワークは、感情を開放し、そして開放してあげると、表情も柔らかくなります。すると、笑顔が自然と出やすい状態になります。癒され、楽になることが必要ですね!

 

 

 

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