プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

心の苦しみの裏には葛藤がある

f:id:unblockenergy:20210422171218j:plain

葛藤とは、右にも左にも行けない状態です。

だから苦しい。一方向に行けないのはとてもつらい状況です。

心の問題には、この葛藤がたくさんあります。だから暗くなったり、落ち込んだり、不安がとまらなくなったりします。

葛藤をそのまま心に抱えていると、苦しみがどんどんつのっていきます。体の調子も悪くなってしまうかもしれませんね。

でも、自分の心を整理し、何が自分の葛藤なのかはっきりさせていくと、気持ちがすっきりしてきます。たとえすぐに解決策が見えなくても、なぜか少し楽になるものです。

人間て、混沌とした中で生きていると、非常に気分が落ち込むものです。

反対に、心の中のことが明らかになると、つらさはあっても、どこか明らかになったことでほっとしたりするものです。

では、どうやって整理していくのでしょうか。

まず、「自分が何をどう感じているか」を見ていく必要があります。

そうでないと、何が葛藤をつくっているのかわかりません。

「本当は○○したかったのに、親の意向で別の道に行かされたから葛藤してたのだ」など、自分の本当の気持ちを知るからこそ、わかってきます。

葛藤していたから、いつもつらさを引きずっていたんだな、と自分を理解できます。

自分への理解が深まると、少し安心感が得られます。

こういった安心感は貴重です。人生を歩んでいく上で、必要な土台となります。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村