プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

自分の好きではないキャラを演じていませんか?

ふと気づくと、本当は言いたくないことを言っていたり、疲れているのにやたら元気にふるまっていたり。

心の奥で、本当はそうじゃないんだよな、と思いながらも、いつも流されてしまい、同じ行動を繰り返してしまう。その後自己嫌悪。こんなことありませんか?

よく観察してみると、多かれ少なかれ、誰もがこういう経験があるはずなのです。

こういうのって、なんとなくキャラを演じているような感じですよね。

普段どんなキャラを演じているか、考えてみましょう。

いつからそのキャラ(言動のパターン)が出てきたのでしょうか?

少し探ってみると、どうして自分がそのようなキャラになっていったのかわかるはずです。

または、特別な条件で出てくるキャラであるかもしれません。

あるタイプの人といると出てくる場合もあります。

ちょっと攻撃的になったり、また逆に知っていることがあっても何も言えなくなったり。

これらの多くは、生まれ育った家庭の影響があります。

家族との関係で、それに対応するように、性格や行動パターンが作られます。

例えば親が高圧的だったら、子供はおどおどして自分の意見を言えなくなるかもしれません。

そのような子供は大人になっても、似たように高圧的な人の前ではすごく緊張してしまうことが多いです。

また、家族から完璧にいろいろこなすことを要求されてきた人は、自分がなんでもちゃんとやっていることを誇示したり、ちょっとした批判にも、ものすごく敏感になったりするかもしれません。

このようなパターン/キャラに気づいていくのが、そのパターンから自由になる第一歩です。そしてそれはそのまま、癒しの始まりでもあります。

 

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