芯がしっかりしている人と、そうでない人。
そのように分類してしまうことが多い気がします。
でも、実際には、その人の個性に応じて芯が強くなれるのです。
まず、誰でも何かしらの心の問題、感情問題はあります。親から刷り込まれた「こうでなくてはいけない」というネガティブな思い込みや男性として、女性としてのネガティブなイメージ、親を通して見たネガティブな結婚観などもたくさんありますね。
こうしたものがいつも心の奥底をぐるぐる回っている状態だと、非常に自分というものが不安定になるのです。
つまり問題やいろいろな固定観念に縛られて、自分というものが定まらなくなっているのです。
表向きしっかりしてそうだったり強そうだったりする人でも、心の中はグラグラしている人も結構いますので、表面的な話ではありません。
こういう心の中のいらないものがとれてくると、自分というものがはっきりしてきます。自分の感情、感性といったものがよくわかってくると、自分自身の核みたいなものが次第にできてきます。
いらないものがなくなったり、感情問題を解決・解消したりすると、これが自分だ、というものがはっきりしてきます。
すると、自然に強さが備わってきます。
その強さでだんだん行動出来るようになってくると、今まで難しかったことが、ちょっと勇気を出してみることで、結構できたりします。
このようなことは、自分の問題に取り組んでいる方がよく経験されることです。
人間一番強いのは、自分自身になれている時。自分を見つめていくことで得られる成果は非常に大きいです。