プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

自分の芯/コアがしっかりしてくると、物事が楽になる

芯がしっかりしている人と、そうでない人。

そのように分類してしまうことが多い気がします。

でも、実際には、その人の個性に応じて芯が強くなれるのです。

まず、誰でも何かしらの心の問題、感情問題はあります。親から刷り込まれた「こうでなくてはいけない」というネガティブな思い込みや男性として、女性としてのネガティブなイメージ、親を通して見たネガティブな結婚観などもたくさんありますね。

こうしたものがいつも心の奥底をぐるぐる回っている状態だと、非常に自分というものが不安定になるのです。

つまり問題やいろいろな固定観念に縛られて、自分というものが定まらなくなっているのです。

表向きしっかりしてそうだったり強そうだったりする人でも、心の中はグラグラしている人も結構いますので、表面的な話ではありません。

こういう心の中のいらないものがとれてくると、自分というものがはっきりしてきます。自分の感情、感性といったものがよくわかってくると、自分自身の核みたいなものが次第にできてきます。

いらないものがなくなったり、感情問題を解決・解消したりすると、これが自分だ、というものがはっきりしてきます。

すると、自然に強さが備わってきます。

その強さでだんだん行動出来るようになってくると、今まで難しかったことが、ちょっと勇気を出してみることで、結構できたりします。

このようなことは、自分の問題に取り組んでいる方がよく経験されることです。

人間一番強いのは、自分自身になれている時。自分を見つめていくことで得られる成果は非常に大きいです。

 

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