誰でも恐れていることがあります。恐れていると、見たくない、避けたい、と感じます。
でも、この恐れを見ないようにしていると、私たちの人生が非常に制限されたものとなってしまいます。
恐れとは誰にでもあるもの。
ない人はいません。
まず、それを否定してしまわないようにしましょう。恐れを持っていてもいいのです。
そして、すぐにそれを乗り超えようとしなくてもいいのです。
「○○が起こったらどうしよう」「○○を達成できなかったらどうしよう」「自分が好かれていなかったらこわい」「批判されるのがものすごくこわい」
恐れを認めることは勇気がいります。
でも、少しでも自分の恐れを認められると、なぜかほっとするものです。
力が少し抜けてきます。
そして、自分の恐れを隠そうとして、いろいろな言動があったんだな、とわかってきます。
その言動の中には、自分に不利になるようなものもあったでしょう。
自分の恐れに気づくだけでも、そのような言動はだんだん必要なくなってきます。
恐れを悪いものとして退けないこと。実際にはあるのに、悪いものとして退けようとするから、言動がおかしくなるのです。
逆にあるのが普通と考えると、もっともっと楽になる。ですので、恐れと友達になる気持ちでいるといいかな、と思います。