プシケの庭

心を癒し、真に自分らしくあるための、セルフ・アウェアネス覚書

自分の恐れと友達になる

誰でも恐れていることがあります。恐れていると、見たくない、避けたい、と感じます。

でも、この恐れを見ないようにしていると、私たちの人生が非常に制限されたものとなってしまいます。

恐れとは誰にでもあるもの。

ない人はいません。

まず、それを否定してしまわないようにしましょう。恐れを持っていてもいいのです。

そして、すぐにそれを乗り超えようとしなくてもいいのです。

「○○が起こったらどうしよう」「○○を達成できなかったらどうしよう」「自分が好かれていなかったらこわい」「批判されるのがものすごくこわい」

恐れを認めることは勇気がいります。

でも、少しでも自分の恐れを認められると、なぜかほっとするものです。

力が少し抜けてきます。

そして、自分の恐れを隠そうとして、いろいろな言動があったんだな、とわかってきます。

その言動の中には、自分に不利になるようなものもあったでしょう。

自分の恐れに気づくだけでも、そのような言動はだんだん必要なくなってきます。

恐れを悪いものとして退けないこと。実際にはあるのに、悪いものとして退けようとするから、言動がおかしくなるのです。

逆にあるのが普通と考えると、もっともっと楽になる。ですので、恐れと友達になる気持ちでいるといいかな、と思います。

 

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