今年の干支はウサギ。ウサギだけでなく、どんな動物も縄張り、テリトリーを主張しますよね。
これはとても大事なことだと思います。ヒトも、生きていく上で、自分のスペースを守っていくことは必要ですね。
私のもう一つのブログ「プシケの森」では、境界線、バウンダリー、という言い方をしています。
しかし、これを「縄張り」と言ったらもっとわかりやすいかもしれない、と思いました。
ここでいう縄張りとは、「自分に関すること」です。必ずしも場所の縄張りではありません。
つまり、自分が決めること、選ぶこと、人に入られたくない心のスペース、このようなことが縄張りの範囲内になるのです。
自分が自分であるために大切なことですね。
どの程度自分の「縄張り」が守られているでしょうか?
また、自分にとって大切なことは何でしょうか?守りたいことは何でしょうか?
他の人に自分の縄張りを侵食され苦しんでいないでしょうか?例えば、自分が決めるべきことを、他の人が勝手に決めたりしていないでしょうか?
このように考えていくうちに、自分の他人との関係の状態が浮き彫りになってきます。そして、それならどうしたらいいのか、考えるようになります。
すぐに答えは出ないかもしれない。でも気づくことが、取り組みの第一歩、解決への糸口へとつながります。それだけ、気づくことが重要なのです。
ちょっと葛藤に陥るかもしれない。でも恐れる必要はありません。自分に大切なことを見過ごすことこそ、恐れるべきです。